5人に1人が不眠に悩み、15人に1人がうつ病にかかったことがあると言われるように、最近はこころの失調をきたす方が多くなり、 メンタルヘルスへの関心が高くなっています。私たちはこころの失調をきたした方に「根拠に基づくこころの医療」を提供しています。
具体的には、
ストレスを感じている方/不安やいらいらのある方/動悸や息苦しさを感じている方/いつも同じことが気になってしかたのない方/気分が落ちこんで気力のでない方/眠れない方・食欲や性欲の落ちた方/家族関係に悩んでいる方/会社や学校の人間関係に悩んでいる方/会社や学校に行けなくなった方 などが治療の対象になります。
診察では精神的な面を中心にみますが、定期的に採血などで身体面のチェックを行ない、身体の病気を見逃さないようにしています。 精神面のチェックは医師の診察のみではなく、随時、臨床心理士が心理検査を行ない、病状を的確に把握し、治療に役立てるよう努めています。
治療は薬物療法、精神療法などを行ないます。 薬物療法では最少かつ適切な薬物使用をこころがけています。薬物には有用性とともに有害性もあると考えるからです。 精神療法では話を聴きながら皆様方のこころの問題を整理していきます。
診療は予約制をしいており、待ち時間を少なくすることをこころがけています。 また待合室も治療の場という観点から観葉植物、BGMなどを使い、知覚をとおしての「癒しの空間の実現」をめざしています。
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